実は、アンダーヘアにも“円形に生えなくなる部分”が現れることがあります。
円形脱毛と聞くと頭皮のイメージがありますが、デリケートゾーンでも同じような現象が起きるんです。特に閉経後の年代では、このお悩みを持つ方がとても増えています。
大きな理由は、脂肪の量というよりも“脂肪のつき方のバランス”。
閉経後は恥骨まわりに脂肪がつきやすく、その結果、下着と接する面が多くなります。
この「下着が当たり続ける部分」だけが慢性的に摩擦を受けるため、毛根が弱り、だんだんとアンダーヘアが生えてこなくなるのです。
いわば“下着摩擦による円形脱毛”。
そして興味深いのは、円形ができる場所がほとんどの方で同じ位置に現れること。
「私だけ?」と心配になる方も多いのですが、実はとてもよくあるケースなんです。
ワックスデザインの際は、この円形部分の下ラインに合わせてトライアングルを作ります。
毛量が少ない場合でも、形をきれいに整えるだけで、全体がぐっと引き締まって見えます。
アンダーヘアの“量”よりも“デザイン”が大切、というのはまさにこの部分です。
年齢とともにアンダーヘアが変化するのは自然なこと。
悩むより、「今の状態を前提にどう整えていくか」を選択する時代になっています。
自分の体の変化を受け入れながら、心地よいケアを選んでみてくださいね。







