彼のためのデザインだった時代。
2000年代に流行したデザインスタイルのお話し。
2000年代のはじめ、ブラジリアンワックスが世界的に広まりました。
もともとはブラジルの女性たちが、小さなTバックの水着をきれいに着るために始めたケア。
それがアメリカに渡り、セレブたちの間で一気にブームになりました。
当時の代表的なスタイルが「ランディングストリップ」。
まっすぐ細い一本のラインを残すデザインで、
直訳すると「滑走路」。
飛行機が着陸するあの滑走路のように整える、という意味合いです。
海外では少し洒落て、
“Your boyfriend can land safely.”
(彼が安全に着地できるように)
なんて冗談も言われていました。
そう、2000年代は「彼のためのデザイン」だった時代。
ビーチカルチャーのある国では、
Tバックも日常で、ボディケアはファッションの一部。
ブラジリアンワックスは“魅せる美容”の象徴でした。
でも日本人のアンダーヘアは黒くて、
同じ細いラインでも印象が強く見えやすい。
そこで私は、より自然で清潔感のある逆トライアングルの方が
日本人には合うと感じていました。
時代が流れ、
「誰かのため」から「自分のためのケア」へ。
ブラジリアンワックスは、
魅せるためのものから“整えるための美容”へと進化しています。
時代が変わっても、
“清潔で美しく整える”という感覚は変わりません。
アンダーヘア雑学のHIROMIです。
「アンダーヘアに白髪が混じりはじめたら、全部白くなっちゃうの?」
そんなご質問をよくいただきます。
25年間施術を続けて、何十万人ものお客様を見てきましたが、
全部真っ白になる方は本当に数人だけです。
多くの方は、白髪が1/3から2/3ほど混ざっていきます。
40代ごろから少しずつ増えはじめ、
55歳前後で白髪の割合がぐっと増える方が多い印象です。
やはり、女性ホルモンが無くなるから増えてしまいます。
白髪が混じってきた今だからこそ、
整えることで気持ちが明るくなります。
ブラジリアンワックスは、
誰かのためではなく、自分のためのケア。
お手入れを続けている方ほど、
「気持ちがスッキリする」と笑顔でお話しされます。
年齢を重ねた美しさは、
一度にできるものではありません。
少しずつ、ていねいに手をかける時間の積み重ね。
その時間こそが、
“自分を大切にしている証”だと私は思っています。
自分のために整えることを楽しんでください。
「アンダーヘアを全部永久に無くしたい!」
若い頃はそう思う方がとても多いんです。
理由はシンプル。
ビキニを綺麗に着たいし、彼に“毛深い”って思われたくない。
だから「もう全部取っちゃえ!」って勢いで永久脱毛へ…。
でもね。
25年にわたり“お毛毛職人”として数えきれないお客様を施術してきた実績から、私はこうお伝えしたいのです。
若い頃は毛がもっさりしていて悩みのタネ。
最近の世代は「若い頃も老後も介護にいいし、白髪になる前に」と“一石三鳥”を狙って全処理される方も多い。
けれど残念ながら…
年齢を重ねるとアンダーヘア自体は自然と少なくなり、白髪も出てきます。
その代わりに目立ってくるのが 「おまたのたるみ・くすみ」。
毛が無い肌は下着が直接あたり、
毛とつながっていた立毛筋は退化して皮膚はたるみ、
毛細血管の働きも弱まって、くすみ→黒ずみへ。
これが、25年間お客様を見続けてきた私だからこそ言える現実です。
だからこそ、いきなり永久脱毛ではなく 「ブラジリアンワックス」 からお試しください。
ワックスはまた再生するからこそ、“美”を守ってくれるのです。