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松丸弘美のブログ「matsunotane(松の種)」にようこそ。
アンダーケア雑学、更年期のこと、エンダモロジーについて、
などなど、気ままに綴っていきます。

下着の擦れが原因?閉経後に多いアンダーヘアの円形脱毛。

実は、アンダーヘアにも“円形に生えなくなる部分”が現れることがあります。

円形脱毛と聞くと頭皮のイメージがありますが、デリケートゾーンでも同じような現象が起きるんです。特に閉経後の年代では、このお悩みを持つ方がとても増えています。

大きな理由は、脂肪の量というよりも“脂肪のつき方のバランス”。

閉経後は恥骨まわりに脂肪がつきやすく、その結果、下着と接する面が多くなります。

この「下着が当たり続ける部分」だけが慢性的に摩擦を受けるため、毛根が弱り、だんだんとアンダーヘアが生えてこなくなるのです。

いわば“下着摩擦による円形脱毛”。

そして興味深いのは、円形ができる場所がほとんどの方で同じ位置に現れること。

「私だけ?」と心配になる方も多いのですが、実はとてもよくあるケースなんです。

ワックスデザインの際は、この円形部分の下ラインに合わせてトライアングルを作ります。

毛量が少ない場合でも、形をきれいに整えるだけで、全体がぐっと引き締まって見えます。

アンダーヘアの“量”よりも“デザイン”が大切、というのはまさにこの部分です。

年齢とともにアンダーヘアが変化するのは自然なこと。

悩むより、「今の状態を前提にどう整えていくか」を選択する時代になっています。

自分の体の変化を受け入れながら、心地よいケアを選んでみてくださいね。

2025-12-05 | エンダモロジー

50代からは筋トレより先に“流れ戻し”。ヒップが若返る習慣

12月は一年の疲れが体に出やすく、とくにお尻が“ズドン”と四角くなりやすい時期です。

座りっぱなし、冷え、むくみが重なると、ヒップラインは下に流れ、後ろ姿に年齢が出やすくなります。これは多くの方が感じる“12月あるある”。

でも、流れてしまった脂肪はそのままではありません。

きちんと整えてあげることで、ヒップラインは戻せます。背中から太ももへ続くラインまでスッと変わっていくのが特徴です。

ヒップは、変化が出やすいパーツでもあります。

丸みの位置がほんの数センチ変わるだけで、シルエットの印象が大きく変わる場所。施術をしていても「ここは形がつくれる」と実感しやすく、手ごたえのある部位です。

特に50代以降は、筋トレよりも先に“流れ戻し”を行うことが大切です。

脂肪が横へ広がりやすく、筋肉の動きも硬くなりがちなため、まずは滞りやむくみを流し、丸みの土台をつくることが必要になります。

エンダモロジーは、こうした“大人のヒップライン”づくりに向いています。

硬くなった脂肪もめぐりも同時に整え、上向きの丸みを取り戻しやすい状態へ導いてくれます。

「後ろ姿が変わると、自分の気持ちも変わる」——そんな声をよくいただきます。

一年の締めくくりのタイミングこそ、ヒップの位置をふわっと引き戻し、軽やかに整えてみませんか。

ハート型が人気だった時代。実は“毛質がつくるデザイン”

こんにちは、アンダーヘア雑学のHIROMIです。

ブラジリアンワックスのデザインが注目され始めた頃、

世界では“ランディングストリップ”という細い一本ラインが人気でした。

その裏で、日本では「ハート型」が可愛いと話題になっていた時期があります。

あのふんわりとした丸みのあるハート。

実は、単に“形”の問題ではなく、毛質がつくるデザインなんです。

ハートの丸みを作るのは、毛の特性

欧米の方の毛は

・断面が楕円形

・やわらかい

・カールが出やすい

・毛密度が高い

この4つが揃っていることが多く、

丸みのあるハートを作ると、とてもきれいに形が出ます。

「ハートが似合う毛質」というのは、まさにこの特徴が重なっている状態なんですね。

日本の方は毛質・毛量が本当にさまざま

日本人の毛は一括りにできず、

ひとりひとり毛質も毛量も違います。

私はいつも、

「この毛質でハートができるか」

「毛量で丸みが成立するか」

を必ず確認してからデザインを提案していました。

無理に形を作るより、

“その方の毛質に一番似合うデザイン”を選んであげることが、

結果としていちばん美しく仕上がります。

ハートも、実は“トライアングル”がベース

どんなデザインでも、最初の土台は三角形です。

ここが整っていないと、どれだけ上から形をつけようとしてもバランスが崩れます。

私は必ず、

・横になった姿勢で

・角度をミリ単位で調整して

・左右対称を保って

まずは、その方だけの“整ったトライアングル”を作っていました。

この段階でふくらみや密度が足りない場合、

ハートは完成形として難しいこともあり、

最終的にトライアングルを選ばれる方が多かったんです。

でもね。

実はトライアングルの方が“毛色と毛流れが一番きれいに見える”ケース、かなり多いんですよ。

25年以上やってきて思うこと

デザインは流行ではなく、

その人の毛質が教えてくれるもの。

ハート、トライアングル、ランディングストリップ。

どれが正しい、ではなく、

“その人に合う形”が一番きれいなんです。

私は今日も、

その人にとって一番美しい三角形をつくっていく

お毛毛職人でございます。

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